病院・施術院様

医工の製品は、長年多くの専門家の先生方にご愛用いただいてきました。

吸い玉・カッピングの基本的施術は、先生方が既に持っている知識・技術を元にすれば、比較的短期に習得できると言われています。また、呼び名やアプローチ法に差異はありますが、古くから世界各地で行われてきた施術法ですので、東洋のみならず様々なスタイルのプログラムに取り入れられる可能性を秘めています。

もちろん極めるためには多くの時間を要する技術ですが、時間をかけて習得したその技は先生方の大きな財産となるものだと医工では考えます。

時代の要請とともに、病院は元より按摩・鍼灸・柔整等の従来からの施術院以外にも、癒しに携わる多くの先生方が求められてきました。選択肢が増え、非常に喜ばしい事ですが、先生方の院経営と言った面では非常に厳しくもなってきています。

吸い玉・カッピングは、業務用としては比較的少ないコストで導入可能でありながら、院の特色を強く打ち出すことができるコストパフォーマンスにも優れたプログラムです。古くからある伝統的な施術法ですから、先人の知恵を研究すること自体が、先生方の今後の施術に対する一助となるのではないかと医工では考えます。

吸い玉・カッピングは、既に開業している先生方だけでなく、これから開業を考えていらっしゃる先生、また学生の方にも是非一度試して頂きたい施術法です。


真空ポンプの選び

カッピングα-Ⅱ

カッピングα-II
カッピングα-II 使用説明

病院・施術院様で吸い玉・カッピングを導入する場合、医工ではカッピングα-II以上の電動ポンプを推奨しています。

カッピングα-II以上のクラスの電動ポンプは据え置き型で、業務でのメイン使用に耐え得る堅牢性を持っています。また、吸引性能が高いため、吸い玉・カッピングの施術のバリエーションが増え、様々なアプローチ方法を取ることができます。

吸い玉・カッピングをあくまでも補助的にご使用になる先生の場合や、移動時にできるだけ荷物を減らしたい場合は、手動ポンプ「ハンドポンプQ」や小型電動ポンプ「カッピングαミニ」も選択肢に入ってきます。ただ携帯性には優れていますが、施術にあたっていくつかの制限が出てきますので、ご自身の施術スタイルに併せて選択する必要があります。

カッピングパルサー

カッピングパルサーセット

カッピングパルサー

最新機「カッピングパルサー」とシリコンカップを使えばWAVE吸引という、吸っては排気し吸っては排気しを繰り返す、最新の吸引法を使用いただくことができます。この吸引法を使うことで、施術に新たなアプローチを加えることができます。動きのある吸引法ですので、従来の吸い玉・カッピングよりも飽きを抱かせにくく、リピーター率の向上が期待できます。

もちろん、従来の吸い玉・カッピングカップも使用できますので、伝統的方法から現代的アプローチまで幅広い施術を可能にします。


カップの選び方

医工の吸い玉・カッピングカップは、素材・形状、共にバリエーション豊富です。これらのカップは長年、吸い玉・カッピング専門の先生方の様々なご意見やアプローチ方法を取り入れ研究してきた成果です。各カップの特徴につきましては、それぞれのページをご参照下さい。

基本

  • ガラスカップ(g-0001~g-0007)
  • プラカップ(p-0007~p-0009)
  • RPカップ(p-0004~p-0006)

スライドカッピング(走缶法)用

  • ビューティーカップ

関節部等の皮下脂肪が少ない箇所用

  • シリコンカップ(シリコンカップのうち、スイダマQは簡易吸い玉なので、業務には不向きです。)

カップの数

吸い玉・カッピングは多くの施術方法が考案されてきましたが、現在基本となっているのは、ご存じの通り背中へのアプローチです。医工では、お客様ひとりの背中を一度に施術するのに最低限必要なカップ数の基準を16個としています。医工の基本カップセットの個数が8個セットと16個セットとなっているのはこのためです。

8個セットの場合は背中を区分して、2回に分けて吸引します。通常は上下に分ける場合が多いです。つまり16個の倍の時間を掛けて吸引しますので、効率としては悪いものとなります。これはあくまで基本の考え方で、先生方によってアプローチの違いがあります。ここでは効率についてのみ言及しています。業務でお使いの場合はお客様の満足度を考えると、やはり16個は最低限そろえておいたほうが良いでしょう。

ただ、医工のカップは単体でも販売していますので、まず実際にお使いになってご自身の施術スタイルと照らし合わせてから、必要数、大きさを見極めて頂いても良いかもしれません。スライドカッピングをメインに考えている場合にはスライド用のセットもご用意していますのでご検討下さい。