医工製カップの特徴
医工のシリコンカッピングカップは安心安全の日本製です。
衛生面においては、滅菌にオートクレーブ器を使用することが可能です。もちろん煮沸消毒も可能です。
シリコンカップは簡易吸い玉・カッピングとして始まりましたが、それだけに留まらず、現在では医工が開発した最先端の吸い玉・カッピング方法にも用いられています。

医工のシリコンカップ


シリコン製の吸い玉・カッピングカップの歴史は1980年代に、日本で始まります。
日本では数少ない吸い玉・カッピング書籍の著者の一人である医工前会長故宮本猪八に、ある鍼灸の先生から、吸引器を必要としない自立型吸い玉・カッピングカップのアイデアが持ち込まれました。そのアイデアを製品として開発し、また鍼灸の先生の熱意もあって実現させることができました。
1980年代に発売を開始し、その間に国内製ばかりではなく海外製のものまで多くの類似商品が生まれました。このことはシリコン製吸い玉・カッピングカップの有用性が立証されたといえることでもあり、また吸い玉・カッピングの普及のためにも喜ばしいことといえるでしょう。
そういった類似商品が生まれてきた中でも、弊社のシリコン製吸い玉カッピングカップ「スイダマQ」は、発売以来支持され続けています。
これは「スイダマQ」の発案者が鍼灸の先生であり吸い玉・カッピングの施術家であること、また吸い玉の専門家である医工前会長・宮本猪八が製造を担ったこと、この二つが合わさり、絶妙な硬度・大きさが実現できたためと考えます。同一製品を1980年代から継続して販売し続けることできているのが、この証左でもあるのではないでしょうか。
「スイダマQ」は医工の吸い玉・カッピング製品の中では、廉価なシリコンカッピングカップではありますが、そこで長年培われてきたノウハウは医工最新機種カッピングパルサーにも活かされています。
進化したシリコンカッピングカップ
カッピングパルサーセット
従来のカップと異なり、形状がある程度自由に変形するといったシリコンカップの特性を活かし、カッピングパルサーとともに開発されたのが、電動ポンプと接続して使用する大型のシリコンカップです。
カッピングパルサーのWAVE吸引機能と共にシリコンカップを使用する事で吸い玉・カッピングには新たな可能性が生まれました。
WAVE吸引機能はカップ内に吸気・排気サイクルを作り出すことができます。これにより設定した圧力まで吸引し、到達すると自動的に一定圧力まで排気するという、新たな吸い玉・カッピングが行えます。
WAVE吸引機能は現在カッピングパルサーのみの機能ですが、弁付きのシリコンカップを使えば、WAVE吸引機能のないポンプでも使用できます。
変形するというシリコンカッピングカップの特性により、従来では吸引しにくかった関節や骨の多い部分等への施術の可能性が飛躍的に高まりました。
医工製ガラスカップ・プラスチックカップと同様にオートクレーブ器で滅菌することができますので、専門家の先生方のご使用でも安心してお使いになれます。




