吸引チューブ

吸い玉・カッピングカップと電動真空ポンプを接続するために使用する吸引チューブです。カップの種類、使用方法によって接続可能な吸引チューブが異なります。

吸引チューブは消耗品ですので、劣化が進んだ場合は交換して下さい。カッピング用吸引チューブは、時間とともにシリコンキャップとの接続部分が広がって、カップが外れやすくなる場合があります。その場合、チューブの先端部分を数cmハサミ等で切り落とすことで元に戻ることがあります。また、フィルター内部の交換用エレメントが汚れてきたら交換をして下さい。フィルターに汚れが溜まると吸引性能が落ちます。

フィルターを外してのご使用はポンプが破損しますので、お止め下さい。


カッピング用吸引チューブ

通常の吸い玉・カッピングを行う場合に使用する吸引チューブです。主な接続可能カップはシリコンキャップ(※逆止弁)が取り付けられた以下のカップです。

  • ガラスカップ(ビューティーカップ除く)
  • プラカップ
  • RPカップ
  • リレーションカップ弁付き
※逆止弁とは空気がある方向から逆方向へ流れなくする弁です。吸い玉の場合、吸引後にカップからチューブを外しても、この弁があるために空気が入りません。

スライド用吸引チューブ

スライド用吸引チューブは主にスライドカッピング(走缶法)用のビューティーカップに接続する吸引チューブです。通常の吸い玉・カッピングと違い、スライド法(走缶法)では電動ポンプとカップを繋いだまま持続的に吸引し施術します。

スライドカッピング用カップには圧力調節口が開けられていますので、調節口を指でコントロールする事で吸引力を調節します。そのため、シリコンキャップ(逆止弁)を使用する必要がありませんので、カップに直接接続できるスライド用吸引チューブを使用します。

施術法によっては圧力調節口を使わない方法を取る方もいます。その場合は通常のカップからシリコンキャップを取り外すことで、スライド用吸引チューブと接続できます。

シリコンキャップとカッピング用吸引チューブの組み合わせは、通常の吸い玉・カッピングに最適化されています。そのため、シリコンキャップとカッピング用吸引チューブの組み合わせでスライドカッピングを行うと、カップ移動時に吸引チューブが外れやすいので医工では推奨しておりません。